「君の名は。」のスタジオ最新作3つの短編「詩季織々」

どうも!アラハタです!

大ヒット作「君の名は。」などを手掛けたコミックス・ウェーブ・フィルムの最新作「詩季織々」

トレーラー映像など公開されています!



「詩季織々」とは…

「詩季織々」の画像検索結果

3つの短編からなる作品です。

現代中国の日常生活や文化、風俗の描写が重要な要素となっている作品になっています。

中国の3都市を舞台に、失いたくない大切な思い出を胸に、大人になった若者たちの、過去と今を紡いだ珠玉の青春アンソロジー。

コミックス・ウェーブ・フィルムの作品だが、実は中国のアニメ業界をリードするHaolinersとのコラボ作品。
Haolinersの代表であり監督のリ・ハオリンが10年近く前に「秒速5センチメートル」を観て、新海誠監督に憧れてオファーを送り続けていた事で、今回のプロジェクトが始動しました。

舞台となる3都市は湖南省、広州、上海。
忘れられない思い出を胸に大人になった若者たちを主人公に過去と現在を交差させてストーリーが進みます。

3つの短編作品は

  • 小さなファッションショー
  • 陽だまりの朝食
  • 上海恋

中国の生活の基本とされる衣食住行が表現されます。

作画を担当した西村貴世と大橋実はそれぞれ、
西村貴世が陽だまりの朝食の作画監督、キャラクターデザイン。
大橋実は小さなファッションショーの作画監督、陽だまりの朝食の調理シーンの監修と作画監督を担当しました。

テーマ「食」

陽だまりの朝食では食をテーマとし、北京で働く主人公のシャオミンが雨の日に故郷の湖南省での日々を思い出していると、祖母が体調を崩したという連絡が入る、という物語になっています。

調理シーンの作画を担当した大橋実は取材を重ねて、現地の料理のアニメーションを描きました。

「詩季織々 食」の画像検索結果

3DCGでは再現できない手書きでのツヤ感や温かみが見事に表現されています。

中国と日本の違い

西村貴世は陽だまりの朝食の服装や風俗描写で苦労が多かったと語ります。

「中国の方がノスタルジーを感じる風景や食べ物、
 風俗とは何だろうという思いがありました」

と、本作を振り返っております。
食事中の作法や所作、食べ方も意識をしていないと日本人の慣れ親しんだ感覚で書いてしまいそうです。
そこを大量の資料で感覚をやしない。
日本ではなく、中国の細部を練ったのです。



コミックス・ウェーブ・フィルム

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旧コミックス・ウェーブにてアニメーション制作や作家マネジメントを担当していたマーチャンダイジング事業部が、2007年3月にコミックス・ウェーブ・フィルムの名義で独立したものです。

新海誠が所属していることもあり、
映画も何本も大ヒットしています。

DVDとして緩く売れ続けている作品などもあります。

作品の特徴としては、どの作品も細部が非常に細かいです。

実写よりリアル。そんな言葉が似合いそうな作品も多いです。

代表作

  • 秒速5センチメートル
  • 言の葉の庭
  • 君の名は。
  • Peeping Life -WE ARE THE HERO-
  • etc..etc…

やっぱり新海誠さん作品がおおくなってしまいますね…

新海誠作品を見ていると、背景に目が行くほど美しく描かれています。そのような細部のディテール描写にも非常に強い製作会社です。

西村貴世監督は今回描いた本作を見て、「中国の方にも見てもらって、答え合わせをしたい」とコメントしています。



最後に…

本作は日本と中国の文化の違いなど大きく出てきますが、見どころは他にもたくさんあります。
細部のディテールやノスタルジックな日常描写。

淡々と流れ行く映画なのか、急展開が起こるのか。

色々と未知数ではありますので非常に楽しみな1つの作品です。

公開は2018年8月4日です。

夏。楽しみにしましょう!

新海誠映画「言の葉の庭」の5つの魅力

どうも!アラハタです!

今回は僕の大好きな映画監督。新海誠の作品

言の葉の庭

の魅力をご紹介しようと思います!

言の葉の庭とは…?

言の葉の庭は新海誠監督の5作目になる劇場用アニメーション映画です。

上映時間は46分と短めですが、非常に内容の濃い恋の物語になっています。

舞台となったのは新宿。新海誠監督の作品は新宿を舞台にすることが多いが、この作品もまさに新宿が舞台となっている。

5つの魅力…

1.背景

新海誠監督映画でこれを語らなければ始まらないというものの1つは背景です。
背景のデティールが素晴らしいんです。

風に揺れる木々、水面に落ちる雫、波紋、雨の1粒1粒まで非常に細かい背景を作られます。
言の葉の庭という作品でも冒頭の草木のアップのシーンはもちろん。まず、背景の美しさに目を奪われるでしょう。

そして、その美しさにより、ぐっと物語に引き込まれます。

2.万葉集

「雷神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」
万葉集の短歌です。

この単価は作中で非常に大きな役目を果たします。
というかそもそもこの短歌がなければ何も始まらなかったかもしれません。

この短歌には返し歌があります。

「雷神の 少し響みて 降らずとも 我は留らむ 妹し留めば」

この物語の大部分はこの短歌のやり取りに含まれているといっても過言ではないでしょう。

2つの言葉の意味は

「雷が鳴り、雲が広がって、雨が降ったら、かえろうとしているあなたを引き留められるのに。」

「雷が鳴らなくても、雨が降らなくても、君が引き留めてくれるのならば、ぼくはここにいるよ。」

いい言葉ですが、普通に言ってはさほどフックになるセリフではありません。万葉集の短歌で歌うことにおおきないみがあります。

3.靴職人

主人公のタカオは靴職人を目指しています。

勿論作中でも大きな意味をもつのです。

ユキノは最初は謎めいた大人の女性というような雰囲気を出しています。
もちろん実際に大人の女性ですし、昼間から公園でビールとチョコを飲み食いしている女性は謎めいてるし気になります。

高校生が見る大人の女性。謎めいているがどこか魅力的。
大人の余裕。人生の余裕すら感じる優雅さ。

タカオももちろんきになるでしょう。

しかし実際はタカオの通う学校の古文の先生で、生徒の嫌がらせにより、退職まで追い込まれてしまう。

そして味覚障害に陥り、アルコールとチョコ以外の味を感じなくなってしまう。
前に歩けなくなってしまった女性です。

前に歩けなくなった女性と靴を作る青年

結びつかないわけがないですよね。

4.音楽

「言の葉の庭」という作品は2013年に公開された映画です。

しかし、作中のRainという曲は80年代の曲と意外と古いのです。

しかし憎いことに古さを感じさせない現代の歌やアレンジを絶妙にしています。
古いというのは一概に悪いことではないんです。

奥ゆかしさや懐かしさや情緒があったりするものも多いです。
ただこの作品は近い未来、それこそ明日、や雨上がり、そんな少し先へ進むような作品だと感じています。

なので、新海誠監督が大江千里さんのRainが好きで使いたかったから使った。だけではなくしっかりと作品の雰囲気にマッチするようなアレンジをしているというところ素敵です。

エンディングテーマなった瞬間こみあげてくるものがあります。

5.実は「君の名は。」と…


最後の項目は少し後出しですが、実は君の名は。とうっすら関わっています。

というのは「君の名は。」の作中にユキノが出てくるのです。

「言の葉の庭」の最後に田舎に引っ越してまた教師を続けているユキノ。

言の葉の庭はそこで終わります。

ただ「君の名は。」で田舎の女学生。みつはが通う学校の先生が…ユキノなのです。

新海誠監督。粋です。

もちろん言の葉の庭と君の名は。は完全に別作品です。
つながってなどいませんが。

僕は映画館で君の名は。を見ていた時。思わず声が出そうになるくらい。やられた!と思いました。

それもこれも言の葉の庭を見ていたからなんです。

ということでホントに後出しですが、

言の葉の庭を見ると君の名は。もまた更に面白くなります。

最後に

言の葉の庭の5つの魅力についてお話ししました。

ただ、これだけでは語りつくせない46分間です。

新海誠ワールド全開の言の葉の庭。

何度見ても面白いですよね。