ポスト新海誠!1人5役の天才監督「アラーニェの虫籠」

どうも!アラハタです!

かの有名な新海誠監督が「ほしのこえ」という短編映画で演出、作画、編集などほとんど一人で手掛け作っていたのはご存知でしょうか。

最近はそのような”自主製作”アニメ映画が増えてきました。
それも、デジタル技術が発展し、作業が楽になったことも要因のひとつでしょう。

しかし、やはり作業が楽になったと言っても大変な作業であるのは間違いないのです。自主製作の作品はほとんどが短編~中編。
いきなり長編なんて…と思っていたら出ました!

坂本サクが監督・アニメーション・原作・脚本・音楽と一人5役をこなした長編アニメーション映画「アラーニェの虫籠」が8月18日より東京・池袋シメ・リーブルをはめじ全国順次ロードショーされます!



アラーニェの虫籠とは…

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坂本サクは、西島秀俊主演のドラマ「MOZU」のイラスト&アニメーションや、押井守監督作「イノセンス」のデジタル・エフェクト、NHK「みんなのうた」、水樹奈々・友近が声優を務めたROBOT製作アニメ「マッツとヤンマとモブリさん」などの監督を務める新進アニメーション作家です。

“独特の表現技法”を駆使した“イマジネーションの豊かさ”と“幻想的で透明感あふれるアニメーション映像”から内外で絶賛され、作品はロッテルダム国際映画祭など10以上の海外映画祭で上映されています。

アラーニェの虫籠は、<超絶絵師>とも呼ばれる坂本サクが「パーソナルな製作だからこそ可能なアニメーション表現」を駆使して、たった一人で制作する劇場用ハイクオリティ・アニメーション映画です。

今作は、過去に類を見ない挑戦で、監督・アニメーション・原作・脚本・音楽の一人5役を60分を超える長編アニメ―ションで行いました。

あらすじ

郊外の工場跡地に建つ巨大集合住宅。
最近では、女子高生の変死体が発見され、
不可解な心霊現象が目撃されるなど、
いわくつきの噂が絶えない場所だった。

ここに引っ越してきた、気弱な女子大生りんは、
ある夜、救急車で搬送される老婆の腕から
大きな虫が飛び出るのを目撃する。

虫のことが気になったりんは図書室で調べる内、
民俗学者の時世と出会い、過去にもこの地域で、
奇妙な虫の目撃例が多発していたことを知る。

それは“心霊蟲(しんれいちゅう)”と呼ばれ、
古来から人知れず存在していたという。
 “虫”を見た者の中には、不気味な予兆と共に、
変死を遂げた者も少なくないため、“虫の呪い”ともいわれた。

呪いの恐怖におびえる彼女は、
不思議なオーラを放つ中学生、奈澄葉や、
呪術師の斉恩らとの出会いを通して、
自らも蟲や怪異の正体に迫っていく。 

しかし、それはりん自身が、
封印された過去と向き合うことを意味していた……。  

果たして、りんを待ち受ける運命とは!?
そして建物に隠された驚愕の真実とは!?

引用:公式HP



坂本サク

2000年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
短編アニメ「摩訶不思議」(’00)、「フィッシャーマン」(‘02)が「広島国際アニメーションフェスティバル」に入選、「キリンアートアワード」優秀賞を受賞したのを始め、内外のコンテスト、映画祭で多数受賞。ロッテルダム国際映画祭など海外の十以上のフェスティバルで紹介されています。

 2002年よりフリーランスのアニメーション作家として、ショートムービー、TVのタイトル映像や、CM、PV、映画のVFXの制作、アートディレクション、演出の仕事に携わります。

 近年の主な作品として、西島秀俊主演のドラマ「MOZU」のイラスト&アニメーション、押井守監督作「イノセンス」のデジタル・エフェクト、NHK「みんなのうた」(『花風車の森』『風を連れて』『七つの海』)の監督、愛媛県松山市PRオリジナルアニメで、水樹奈々・友近が声優を務めたROBOT製作アニメ『マッツとヤンマとモブリさん~七つの秘宝と空飛ぶお城』『マッツとヤンマとモブリさん2~水軍お宝と謎解きの島々』などの監督を手がけています。



コメント

原作のないオリジナル作品が世の中に出るのは
とても困難な時代である中、
今オリジナル作品をカタチにしてみせる意義は
とても大きいと思います。

それにも増して「長編アニメを一人で制作する」ことを
考えたのは理由があります。
もともと自分がアニメーションの世界に
魅了されるきっかけになったのが
海外の短編アニメーションでした。
時に商業アニメと区別するため「アートアニメーション」
と呼ばれるジャンルです。
「アート」と名前がつくと、特に日本では
「気難しい荒唐無稽なものを見せられる」
印象が強いようですが、むしろそういった作品は少ない。
ぶっ飛んだユーモアで笑わせることに徹したものや、
人間技とは思えない技法の絵世界で
アニメーションの可能性を感じさせるもの、
既成の物語の方法論にとらわれない瑞々しいアイデア、
発想など、それらは自分が勝手に考えていた
アニメの枠組みを大きく広げてくれました。
そこには「こうでなくてはダメなのだ」
という既成概念がなく、圧倒的な自由を感じました。
何より直感力や感性をむき出しにした表現の凄さがあり、
そうした映像を可能にしているのは、
個人作家が(たいていの場合)一人で制作している
背景があるからだと思います。
分業化しないことから生まれる直感的な絵作りは
計り知れない可能性を秘めています。
自分自身も、魅了された映像表現の凄みを
できるだけ損なわず、頭の中にあるイメージを
より新鮮な状態で調理できる環境が、
実際の仕事の経験を積み重ねた上で
突き詰めていくと「一人で制作すること」でした。
エンターテイメントに徹したものにしようと思う
本作品にもそうした土台があることは間違いありません。
 
今回、小説家であり脚本家であり映画監督であり
ホラーというジャンルにこだわり続ける福谷修さんが
製作・プロデュースを買って出てくださった
大きな助けを得て、あと一歩で奇跡を起こせそうな
段階まで進むことができました。
福谷さんとの綿密な打ち合わせは、
ビジネスライクな側面もありながらも直感力と感性を
ぶつけ合うことのできる
クリエイティブな熱を持った理想的なものです。

「アニメーションは一人で作れない」という
事実が本当にあるとすれば、それは作画のスタッフが
必要とか美術のスタッフが必要とか、
そういった物理的な意味ではなく、
この打ち合わせのように刺激され影響を受け、
創造力をぶつけ合える人間に出会えないと、
いいものは生まれないという意味ではないかと考えます。
そして2人ともこれは面白い試みになると確信しております。
そう思う理由は、ビジネスの現場では
何の根拠にもならない言葉をあえて使えば
『勘』であることにつきます。

「アラーニェの虫籠」 
原作・監督・脚本・アニメーション・音楽  坂本サク

引用:公式HP



最後に…

坂本サクという名前をアラハタは知りませんでしたが、
このような絵は観た事がありますね。

きっと知らずのうちに目にしてたのではないでしょうか。

彼はすでにクリエイターとしてある程度の地位を築いてきた人です。
そんな彼がおそらく人生で一番時間をかけて製作したのが本作でしょう。

「カメラを止めるな!」等のように超若手新人が作った映画ではなく、
現場も知っている人間が挑戦したことがすごいのではないでしょうか。

関連:超異色映画「カメラを止めるな!」が超名作ゾンビ映画だった

グロテスクな表現も多いですが非常に楽しみなホラー映画になりそうですね。
夏、2018年8月18日ロードショーです。

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